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TOEIC IPテストの準備と戦略 ― 公開テストとの違い

TOEIC_IPテスト対策

TOEIC IPテストを初めて受験するときは、公開テストとはどう違うのか、特別な対策が必要なのか、気になるでしょう。

また、毎回スコアが会社に通知されるため、社内での自分の評価も気になるでしょう。

この記事では、私の経験も踏まえて、TOEIC IPテストの受験対策や、職場での人事評価も含めた戦略についてまとめてみます。

目次

TOEIC IPテストの受験対策/公開テストとの共通点と相違点

TOEIC IPテストとは

TOEIC IPテストとは、企業等の組織を対象としたTOEIC テストの団体受験の形式です。

従来のマークシートのペーパーテストに加え、オンラインのテストもあります。

TOEIC IPオンラインテストの概要や対策については、当サイトの下記記事をご参照ください↓↓

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※ 本記事は、従来型のマークシートのペーパーテストについて書きます。

IPテスト自体の公式情報としては、こちらのTOEIC公式サイトをご参照ください→ TOEIC 団体特別受験制度(IP: Institutional Program)

<TOEIC IPテストの特徴>

英語のテストとしての性質自体は、公開テストと同じです。

S&W(speaking, writing)のIPテストもあるようですが、私は受けたことがありません。多くの企業は、990点満点のTOEIC L&R(listening, reading)のIPテストでしょう。

通常の公開テストと違って、受験会場、日程、開催頻度などが、企業の都合に合わせられます。

また、試験の結果が勤務先の人事担当や所属部署などに通知されます。

結果の通知は、公開テストとほぼ同型式で、ABILITIES MEASUREDなどが含まれる紙の形(いわゆるアビメ)で渡されます。

試験結果が判明されるまでの日数は、公開テストより短いとされています。(ただし、受験者本人には、企業側から遅れて伝えられるかもしれません)

私自身は、勤務先では、受験から3週間後くらいで結果通知されることが多かったです。

TOEIC IPテストの受験対策

英語のテスト問題としては公開テストと同じであるため、IPテスト向けの受験対策としては、その周辺部分で相違点があります。

<会場の座席>

公開テストでは通常、受験番号によって座席が固定され、選べません。

しかし、IPテストでは、企業の会議室等で自由な席に座れる場合が多いはずです。

そのため、集中しやすい座席、騒音が聞こえにくい座席、リスニングの音源に近すぎず遠すぎない座席を選ぶことが重要です。早めに会場に到着して、ベストポジションを確保しましょう。

座席を選ぶ際は、隣がどんな人かも注意しましょう。運が悪いと、貧乏ゆすりや雑音が激しい人が座ることもありえます。同じ長机を共用する場合、机が揺れて困ります。

私自身、勤務先でのIPテストは、座席はいつも自由でした。リスニングの音源のスピーカーの位置も毎回同じだったため、座席の定位置も決めていました。

<受験の日時>

公開テストの場合、年に数回開催されますが、1開催において、日程・時間帯は固定されます。

しかし、IPテストの場合、開催は通常年に1度でしょう(企業によって頻度が違うかもしれません)。

また、日時は、例えば一定期間中で好きな日で、午前or午後を選べる場合も多いでしょう。

日時を選べる場合、ベストコンディションで臨める日時を選んでください。例えば、週の後半に疲れやすい人は月曜日、朝が苦手な人は午後が良いです。

また、勤務時間中に受験する場合、忙しい日や、仕事のプレッシャーが大きい日は避けましょう。仕事が気になってTOEICテストに集中できません。

私自身は、仕事が忙しくないと予想される曜日の午後に受験することが多かったです。ただし、会場の座席数に限りがあるため、希望どおりに日時が割り当てられないこともありました。日時の第1希望・第2希望などを指定できる場合、よく考えて申請しましょう。

TOEIC IPテストのスコアの企業での評価・長期戦略

企業は、真にビジネス英語の運用能力が高い人材を求めています。しかし、TOEIC(特にL&R)では、会話や作文が対象外のため、真の英語力は測定できません。企業もそれは分かっています。

では、企業はどのようにTOEIC(L&R)のスコアを評価に利用するのでしょうか。

それは、「必要条件」(スクリーニング)としての利用です。

例えば、「TOEIC L&R 600以上は最低限必要。それ以下なら無条件にNG」のような形です。

特に、海外勤務や昇進の基準として、一定スコア以上を最低条件としている企業も多いです。このような場合、目標スコアのクリアは絶対条件となるため、しっかり対策する必要があります。

逆に、「TOEIC L&R 800以上なら、無条件に英語力ありと判断」のような「十分条件」の基準にはなりません

私の勤務先の場合、上級者クラスについては、「TOEIC L&R 900あれば、それ以上のスコアは問わない 」「 国際業務の経験を重視」と見られていたようです。

<長期戦略>

年に1度のチャンスであれば、肩に力が入ってしまうかもしれません。

しかし、毎年のように受験する機会があれば、「スコアが下がったら次回は挽回すれば良い」くらいに気軽に考えれば良いです。

企業の人事は、スクリーニングの参考情報として使う程度にすぎません。

ただし、スコアが上がり続ける傾向を示せば、「努力できる人材・学習能力がある人材」として、企業から評価される可能性が高いです。

また、安定して高いスコアを出せば、グローバル人材の候補として評価されます。

長期的な視点で、TOEIC力ではなく「英語力」があることを、人事にアピールする姿勢が大事です。

まとめ:TOEIC IPテスト受験対策

TOEIC IPテストは、公開テストと比較すると受験環境や条件面の細部で違いがあります。ベストの条件で受験できるよう準備を工夫しましょう。企業での評価は、スクリーニングとして使われる場合、目標スコアを意識しましょう。

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