Amazonプライムの賢い利用方法について考察します。出費を最小限に抑えて、最短配送、Prime Video、Prime Readingも最大限活用する方法です。
Amazonプライムの料金体系とサービスのポイント
Amazonプライムのサービスは、Amazonの最短翌日無料配送、Prime Video対象の映画やTV番組が見放題、Prime Readingの対象書籍が読み放題、Amazonフレッシュ無料利用、Amazon Masercardのポイント増額、などが含まれます。(2023年9月時点)
料金体系は次のとおりです(2023年9月改定):
- 月額: 600円
- 年額: 5,900円
月額プランをずっと継続して使うと、600×12 で年間 7,200円になるため、年額プランの料金5,900円を超えます。差額の 1,300円分ほど、年額プランが有利になります。
なお、解約時は、日割り計算ではなく、基本的に返金はないようです。(ただし、利用状況によっては、返金となるケースもあるようです)
Amazonプライムの断続的な月額利用のすすめ
Amazonプライムのサービス(特にPrime Video)を常に頻繁に利用する人は、年額プランが良いでしょう。
しかし、あなたはそれほど頻繁にPrime Videoを見るでしょうか。(他のサービスは、それほど頻繁に使用されない前提で、ここではPrime Videoを対象として考えます)
ここで、Amazonプライムの契約を、どれくらいのブランクを空けても問題がないか、考えてみましょう。
例えば、月額プラン(30日と仮定)を使用後、ブランクを 15日とすることを繰り返す場合、45日周期で、月額600円となるため、年間の平均額は、600円 / 45日 × 365日 = 約4867円となります。これは、年額プランの5,900円よりも年間で1000円ほど安くなります。
では年額プランと同額にするには、何日周期の契約とすれば良いのでしょうか。
これは、600 / A × 365 = 5900 となる Aを求めると、約37.1 の周期となります。月額プランの期間が平均 30.4日とすると、7日のブランクがあれば元が取れることになります。
つまり、平均 7日程度のブランクを空けながら、Amazon プライムの月額プランを繰り返し契約すれば、年額プランより割安と考えれば良いでしょう。
Prime Videoを必ず毎週見るのであれば、7日のブランクも空かないのでしょうが、ほとんどの人はそこまで見ないのではないでしょうか。他のAmazon プライムのサービスも同様でしょう。
つまり、よほどのヘビーユーザでない限り、月額プランの断続的利用がコスパ有利になります。
また、年額プランの場合、Amazonプライムをほとんど使わないまま放置して長期の無駄な支払いをしてしまうリスクがあります。月額プランでは、こうした大損も防ぐことができます。
ただし、解約・再契約の手間がかかる点には注意が必要です。
Amazonプライムの利用経験がない方は、当然ですが、まず1ヶ月の無料体験から始めてみて、どの程度の頻度で使うのか確かめてみればよいです。
Amazonプライム使用月間の策定のすすめ
上記のような断続的な利用よりもさらにコスパが良いのは、Amazonプライムを使う1ヶ月の期間を定めて、そこで集中的にPrime Videoなどのサービスを使うことです。
仕事や勉強が忙しくない時期、大型連休や長期休暇が取れる時期に狙いを定めて、そこだけ集中的にAmazonプライムを使うのです。
例えば、4半期に一度だけ、Amazonプライムを1ヶ月使う、といった使い方はペースをつかみやすくておすすめです。
メリハリが効いて、計画的な時間の使い方もできます。
私も普段はこの方法を使っています。
まとめ
Amazon プライムは、平均して7-8日程度のブランクを空けながら使っても平気な人は、年額プランではなく、月額プランを断続的に使ったほうがコスパが良くなるでしょう。また、期間を限定して使うとさらに出費を抑えられます。
