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仕事のストレス・プレッシャーを軽減して精神を安定させるコツ

ストレス軽減思考

仕事のストレスやプレッシャーを感じてませんか? それらを軽減するために、私がいつも使っている思考のプチテクニックをお話します。

極限までマクロとミクロの視点で考えてみることです。

<マクロ>

星空を見て宇宙の広大さを想像してください。

宇宙の果てまで470億光年あります。人の存在や自分の悩みはちっぽけなものです。どうでも良いと感じられるでしょう。

また時間軸で考えると、人の生涯はせいぜい100年です。宇宙の歴史138億年の1億分の1以下にすぎません。たまたまこの時代に一瞬生きただけです。やはり人の存在はちっぽけなものです。

宇宙の空間・時間のスケールに比べたら、今の仕事のストレス・重圧なんて、気にする価値もないゴミみたいなのものです。

<ミクロ>

自分の体の一部をじっと見つめてください。

人体には37兆個もの細胞があります。各細胞の構造も極めて複雑で、人体は恐ろしく精巧にできています。機能し続けること自体が奇跡です。自分自身、いま生きてるだけで素晴らしいと思えてきます。

次に時間軸で考えてみます。自分の体内の細胞一つ一つにDNAがあり、その塩基配列には生命の進化の歴史が反映されている。自分の体は、35億年に渡る地球の生命進化の集大成なのです。尊い存在です。

今の自分が今の状態で生きていること自体が、奇跡的に素晴らしいことです。それだけで十分ではないですか。仕事のストレス・重圧なんて、気にする価値もないものです。

<マクロとミクロの視点>

以上の話に限らず、マクロとミクロの両方の視点で物事を考えるのは、バランスを保つために大事です。

例えば、感染症によるパンデミックに関する問題に対しては、感染者数の増減、人々の行動など、疫学的なマクロの視点と、ウィルスの振る舞い、ワクチンが効く仕組みなど、生命科学・免疫学的なミクロの視点の両面で考える必要があります。

片方向だけを見ていると、道を誤ります。

このように、世の中の事象を究極的にマクロ、ミクロの両面で考えるには、自然科学の知識が不可欠です。上記のストレス軽減の思考法を試す場合も、事前に読書などを通じて、宇宙や生物の知識を身につけておくことをおすすめします。

自然科学系の読書については、以下の記事も参考にしてください:

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