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オンライン英会話の比較の基準 ― ビジネス向けなら自由度が重要

オンライン英会話の選び方

オンライン英会話は、サービスの数が多く、比較検討すべき事項も多岐に渡ります。選ぶのに迷うこともあるでしょう。

本記事は、オンライン英会話の比較・選び方についての考察です。特に、仕事で英語を使う社会人向けのビジネス英会話に焦点を当てます。

今まで私もいくつかオンライン英会話を使ってきましたので、そこから分かったことをまとめます。

目次

オンライン英会話選びの重要事項

ビジネス向けオンライン英会話を選ぶ際、重視すべきポイントは多くありません。具体的には、次のとおりです。

<教材の自由度が高い>

教材やカリキュラムの自由度が高く、自分で毎回好きなものを選べることが大事です。

というのも、社会人の英語学習はあくまで独学が基本だからです。自分の目的・学習フェーズに合わせて、自分で調整できることが必須です。

提供会社側で用意した教材を使わされるとしたら、彼らの自己満足にすぎません。

たとえば、オンラインのニュース記事のURLをチャットで送って、それについて議論するとか、自分で書いたスピーチや英作文を添削してほしいとか、そうした要望に臨機応変に対応してくれる会社を選びましょう。

ビジネスの現場での英会話でも、そうしたフリートーク的な議論が重要になります。定型的な構文の練習ばかりしていても効果が出ません。

私自身も、普段のオンライン英会話では、ニュース記事などをもとに議論する形がメインです。指定教材を使う場合、時間が無駄になっていると感じることが多いです。

※ 参考記事: オンライン英会話の素材は英文ニュース記事がベスト

<短時間のレッスンが可能>

仕事や家のことで忙しい人は、細切れの時間のレッスンが望ましいでしょう。

オンライン英会話の目的は、英語学習そのものだけではなく、「モチベーションの維持」「英語を話すこと自体に慣れること」もありので、10分や15分の短い時間のレッスンでも十分意味があります

また、集中して取り組むほうが効果が大きいのですが、30分のような長時間集中するのは困難です。

私自身も、だいたい15分程度のレッスンにすることが多いです。

<予約無しでも可・予約の自由度が高い>

ちょっとした空き時間が見つかったら「その場ですぐにレッスン開始(つまり予約不要)」または「今から10分後のレッスンを予約」など、予約の柔軟性が高いほうが良いです。

継続するためにも、予約に関する自由度・柔軟性は、可能な限り高いほうが良いです。

仕事が忙しい人の場合、予約したことを覚えておくこと自体がストレスにもなります。

私自身も、数日前に予約することもありましたが、「今からレッスンしよう」と思い立って始めることも多いです。

<規模が大きい>

オンライン英会話のサービスの使い勝手を左右するものとして、「予約がとりやすいこと」「コストが安いこと」が重要になります。

これを満たすために必要な条件は、会社としての規模が大きく、登録(実働)している講師の数が多いことです。オンライン英会話のサービスは、「規模の経済」が効いてくるため、これが成立します。

私自身も、複数のオンライン英会話を実際に使って比較してみて、最も差が出やすいのは、「予約のとりやすさ」だと感じました。特に、質の高そうな講師は、予約が取りにくい場合があるため注意が必要です。

<それほど重要ではない項目>

ネイティブの講師が多いかどうか、フィードバックが充実しているか、録音・録画ができるか、講師の口コミ評価が充実しているか、などは、こだわりがない限り、あまり気にしなくて良いでしょう。付加機能の充実度よりも、「高い自由度で、気楽に使える」という点を重視しましょう。

無料体験をして比較する

無料体験レッスンに申込みをして、比較検討しましょう。

その際、多くの場合、複数回の無料レッスンが可能ですので、複数回やりましょう。当然、異なる講師で試すべきです。講師によってレベルの差が大きい場合もあります。

また、予約のとりやすさの観点では、曜日や時間帯を変えてみることです。講師側の国との時差の都合も考慮して、予約が取りやすい時間と、自分がレッスンを受けたい時間が合うかどうか、確認してみてください。自分がレッスンをしたい時間に、レッスン可能な講師が少なくないか、確認しましょう。

まとめ:オンライン英会話の選び方

オンライン英会話選びでは、重要なポイントと、そうでないポイントがあります。「自由度の高さと、それを可能にする規模の大きさ」を重視することをおすすめします。

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