英会話を勉強していても、実際に使う機会がなくて、英語力に不安を感じることはありませんか。
海外旅行は、英会話の効果的な練習機会と「力試し」の場となります。その理由と方法をお話します。
リアルな場面での英会話の重要性
英会話の訓練方法として、オンライン英会話や英会話スクールももちろん効果があります。ただしそれは、講師と生徒、つまり「サービス提供者」と「お客様」の会話です。あなたはお客様なのです。
しかし、ビジネスなど現実世界の英会話は、「お客様」にとどまらず、様々な立場で英語を話す必要に迫られます。
「お客様」としての気楽な立場とは、ストレスの度合いがまるで違います。
「お客様」の立場を離れて、英語を話す訓練をしなければ、「実戦」の経験は積めません。
<日常生活で英語を話す機会との違い>
普段、仕事や私生活で外国人と接する環境にある人は、英語を日常的に話す機会に恵まれていることでしょう。
しかし、同じ相手と同じような話を繰り返していては、緊張感も薄れるはずです。
非日常の環境として、海外旅行で面識のない相手と英語を話すのは、良い訓練の機会となるはずです。
海外旅行での英会話の機会
海外旅行で英会話の訓練をする機会は以下のとおりです。
<現地発着ツアー>
訓練手段として最も有効なのが現地発着ツアーです。
長時間、ガイドや他の観光客と話す機会があります。「旅の恥はかき捨て」と言われるとおり、その場限りの相手なので、思い切って話せば良いだけです。
特に、ランチタイムでは、同じテーブルの人と話す機会があるはずです。また、著名な観光地の場合、多様な国からのツアー参加者と話せます。
<お店で買物>
土産物屋などで簡単な買物をする際、店員と話をする機会があります。どんなものを探しているのか説明したり、値引き交渉をしたり、気楽に話すことができるでしょう。相手も商売なので、親切に会話に応じてくれるはずです。
<空港・ホテル・レストラン>
空港・ホテル・レストランなどでは、事務的な英会話は当然必要ですが、定型的なフレーズばかりでは訓練にはなりません。
そこで、プラスαの質問をしてみるのが良いでしょう。
特にホテルのスタッフは、現地の情報についていろいろ教えてくれます。近所に美味しいレストランはないか、観光スポットへの交通手段など、積極的に聞いてみることをおすすめします。
まとめ
海外旅行に行く機会があれば、ぜひ積極的に現地の人や、他国の旅行者と会話をしてみてください。オンライン英会話や英会話スクールとは違った緊張感で話すことは、良い訓練になります。また「もっと英会話を勉強しよう」というモチベーションの向上にもつながるはずです。