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英検の作文・2次面接の対策 ― テンプレ的なコツ

英検・作文と面接の対策

英検1級の一次試験の作文・二次試験の面接では、「何を書くか(話すか)」に悩まされます。これは英語力以前の問題です。

私は英検1級の試験勉強をしながら、「どんな出題にも対応できる作文の思考パターン」を考えて確立しました。それを駆使して、一次・二次とも一発で合格しました。

今回は、そのノウハウを共有します。

なお、ここでは主に英検1級を想定して書きますが、準1級などにも適用可能です。

目次

英検の作文・面接の傾向

英検1級の作文・面接は、出題傾向が似ているため、同時に対策できます。ここでは、作文を例にとって説明します。

参考: 英検公式サイト(過去問)

出題形式は決まっています。「Agree or disagree:・・・」という問への回答として、結論と3つの理由の説明が求められます。

トピックは、社会性があり意見が分かれやすい議題で「○○すべきか」「○○になると予想されるか」「○○の見解は正しいか」のような形です。

結論は簡単に書けるのですが、3つの理由をいかに論理的に書くかが重要です。ここが得点を左右します。

作文・面接の汎用的な思考技術

試験の本番で、上記のような課題を見て、その場でゼロから「何を書こうか」と考えてたら時間が足りません。

思考パターンを事前に確立しておけば時間のロスを防げますし、回答の質も安定化できます。

その思考パターンを説明します。

先に述べたとおり、結論を支える3つの論理的な理由を書くことが重要ポイントです。

対策としては、どんな出題パターンにも当てはまるような、多くの議題に共通する「理由として使える汎用的な論点」を事前に決めておくことです。本番では、そこから使えそうなものを選びます

「理由として使える汎用的な論点」として、以下が挙げられます。(過去問の傾向から分析して抽出しました。他にもあるかもしれません)

<汎用的な論点>

  • 技術革新(医療と健康、社会の利便性など)・・・
  • 人口増加(国内の場合、人口減少)・・・
  • IT・インターネットの普及による情報共有の促進・・・
  • 世界のグローバル化により、人や物の移動の増加・・・
  • 途上国の経済発展・・
  • エネルギー・資源の不足が深刻化・・・
  • 人権意識の高まり・・・

本番では、これらのうち、課題に合いそうな理由を3つピックアップします。

そうすれば、Agree or disagreeの「結論」も自ずと導かれます。(言うまでもありませんが、「結論」に正解はありませんし、あなたの思想と違ってても良いのです)

また、共通的に使うものであるため、英語表現は覚えておきましょう。

なお、これらは、「未来の予測」にも「最近の傾向」にも使えます。

<適用例>

最近の作文の過去問を例に説明します。

◆ 2022年第3回・課題:

「Agree or disagree: Industrialization has had an overall beneficial effect on humankind」(産業化が人類に恩恵をもたらしたか)

回答例:

結論「Agree」。

理由:「IT・インターネットの普及による情報共有の促進」「世界のグローバル化」「途上国の経済発展」(いずれも産業が人類にプラスに作用した例として説明できます)

◆ 2022年第2回・課題:

「Agree or disagree: Human sosieties will always have a negative effect on the environment」(人間社会は環境に悪影響を及ぼすか)

回答例 (1):

結論「Disagree」

理由:「技術革新(環境技術で問題解決できる)」「IT・インターネットの普及(環境意識の共有が進む)」「人権意識の高まり(環境保護も人権の一つ)

回答例 (2):

結論「Agree」

理由:「人口増加(により環境破壊が進む)」「グローバル化(人の移動により都市化が進み環境破壊が進む)」「エネルギー・資源の不足(→環境破壊につながる)

◆ 2022年の第1回・課題:

「Agree or disagree: Genetic engineering will have a positive influence on society in the future」(遺伝子工学は将来の社会に良い影響をもたらすか)

回答例:

結論「Agree」。

理由:「技術革新(医療や農業への価値)」「人口増加の問題解決(食糧生産技術などで)」「IT・インターネットの普及(ゲノム情報と情報技術の融合による付加価値)」。

以上のように、「汎用的な論点 → 出題テーマの議論」の流れで、論理的なこじつけができれば十分です。高度な議論は必要ありません(そもそも文字数が足りません)。

以上は、最近の英検1級の過去問の作文の事例ですが、面接でも同じ方法が使えます。1級以外でも、特に面接では同じ考え方が使えるでしょう。

面接で「何を話したら良いか分からない」となったら、「技術革新」「人口増加」などと無理関連付けてでも、何か話せば良いのです。無言で沈黙だけは避けましょう。

まとめ:英検の作文・面接の対策

英検(特に1級)の作文・面接で、どんな出題にも対応できる思考フォーマットを持っておけば、時間のロスが防げます。回答内容も安定化できます。英検は、本来、英語力を評価する試験ですので、英語以外の部分で悩むのはもったいないです。英語での作文・発話に集中できるように、話す内容の思考パターンは準備しておきましょう。

なお、作文・面接も含めたおすすめの教材についてはこちらの記事をご参照ください:

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