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「読書×英語×旅」の相乗効果

読書・英語学習・旅(海外渡航)の3者間には強い相乗効果があります。バラバラに考えて行動するのはもったいないことです。相互作用を意識して取り組むことをおすすめします。

つまり、

読書の質を改善したければ、旅行と英語学習をしよう、
英語力を向上させたいなら、読書と海外旅行をしよう、
旅行の経験を充実させたいなら、読書と英語学習をしよう、

…ということです。

この記事では、私自身が25年以上この3つに取り組んできた経験から、3者間にどのような相乗効果があったのか、さらに、相乗効果の活かし方、仕事・キャリアへの活用の考え方を紹介します。

はじめに全体像を図で示します。図と対比しながらお読みください。

読書・英語学習・旅の相乗効果

読書/英語/旅(海外渡航)の 3者の組み合わせで、以下の6とおりの相乗効果が得られます。

1. 読書 → 英語

英語力の向上には、英語以前の能力がカギとなります。論理的思考力、情報処理能力、文章や会話文の作成力、速読力、集中力などです。これらは読書を通じて得られます。また、英米文化知識、経済・社会など、英文理解に必要な背景知識も得られます。

2. 英語 → 読書

洋書を読めば原書の著者の「生の言葉」が味わえます。翻訳書だと、翻訳者のフィルターを通して再構成された文章になってしまいます。「原書は名著だが、日本語版は悪書」という例も多いです。読書の質を上げるため、英語の原書の読書を増やすことをおすすめします。
>> 参考記事: 洋書はこの基準で選ぶと完読率が上がった

3. 旅行 → 読書

旅に出れば、読書にプラスの作用があります。旅の非日常経験を通じて視野が広がり、知的好奇心も刺激されます。読みたい本も増えます。旅によって感受性や想像力も磨かれます。小説の世界をより深く想像し、共感できるようになります。
>> 参考記事:  旅に出ることで読書の質が向上した

4. 読書 → 旅行

読書は旅の予習になります。旅先に関する「古代~近現代の歴史」「産業」「文化や慣習」「自然や地形」などの予備知識があれば、何倍も知的好奇心が刺激され、旅が楽しくなります。旅に出る前に、旅先に関する本を読みましょう。

5. 英語 → 旅行

英語ができれば、旅行の経験の質を上げられます。現地の事前調査や交通手段の手配、旅行中の現地人との交流、トラブル対処などは、英語力が必要です。またこれらが独力でできると旅の自由度・行動の幅が格段に増します。

6. 旅行 → 英語

海外旅行は、英語力向上の有効な手段です。旅先ではリアルな英会話の実戦訓練が可能です。また、自分の英語力の理想と現実のギャップを認識させられるため、英語を勉強するモチベーションが上がります。

キャリア・仕事への活用

上記の読書・英語学習・旅行(海外渡航)は、次のような形で、キャリア形成や仕事に大きく役立ちます。

1) 読書 → 仕事

  • 読書を通じて、ビジネスや技術の知識が得られます。

  • 思考力・教養も身につくため、仕事の質も改善できます。

2) 英語 → 仕事

  • 英語ができれば、外国企業や外国人との協業など、仕事の選択肢が広がります。

  • 転職も含め、処遇の改善も期待できます。

3) 旅行 → 仕事

  • 海外旅行・渡航の経験を積めば、視野が広がり、異文化理解力が身につきます。

  • 海外出張や海外勤務に必要なスキルも習得できます。

まとめ

読書・英語学習・旅(海外渡航)の3者間には6とおりの相乗効果があり、全てキャリア・仕事にも活用できます。

読書→英語→旅→読書→ …のようにループ的な効果の拡大も期待できます。投資で、資産が複利で増えるイメージです。仕事やキャリアへの効果をMAXにするため、相互作用を意識することをおすすめします。

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